位置情報を利用したスマートフォンゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のリアルイベント「ポケモンGO ワイルドエリア:福岡」が16日、福岡市内で始まった。九州でのリアルイベント開催は初めてで、国内外から集まったプレーヤーがお目当てのポケモンを求めて市内各地を探索した。17日まで。
ポケモンGOはスマホ画面の地図に現れるポケモンを捕まえて戦わせる人気ゲームで、世界で10億回超のダウンロード数を誇る。地図は現実世界に対応しており、プレーヤーは実際に歩いてポケモンを探す。
16日は福岡市中央区の舞鶴公園でオープニングセレモニーがあり、運営するナイアンティック日本法人の村井説人(せつと)社長は「皆さんが一堂に集まるリアルイベントはとても貴重だ。福岡の素晴らしいところを堪能してほしい」とあいさつ。高島宗一郎市長は「世界中からポケモンファンをお招きできてうれしい。福岡にはおいしいものもある。市内を巡って楽しんで」と呼びかけた。
公園ではキャラクター「ピカチュウ」のサンバイザーが配布されたほか、関連イベントも開かれ、周辺はポケモン一色に。ベルギーからイベントのために来日したブノワ・ボルザイフェンさん(59)は「通りを歩いて、見つけて、捕まえる。それが楽しい」。親子連れも目立ち、お気に入りのポケモン「ソウブレイズ」のシャツを着て父親と参加した福岡県宗像市の葉石蒼大(そうた)さん(6)は「早起きして来ました。お父さんとたくさんポケモンを捕まえます」と話した。【平川昌範】
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