小林製薬の紅麹を使ったサプリメントで健康被害が報告された問題で、大阪市が回収命令を出しているサプリメントの回収率が8%ほどにとどまっていることが分かりました。

 26日に開かれた大阪市の対策本部会議で、市が回収命令を出した小林製薬の3つの製品について、販売された約103万個中、回収されたのは8万6000個ほどで、回収率は8%程度にとどまっていることが明らかにされました。

 また、初期に報告された健康被害について300の症例を分析した結果、基礎疾患のある人が約半数いたと報告されました。

 市は、現時点で因果関係は不明で、慎重に検証する必要があるとしています。

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