JR九州鹿児島支社は26日、九州新幹線出水駅(鹿児島県出水市)のホームで、乗車位置近くの側壁材の一部がはがれ落ちたと発表した。けが人はいなかった。ケイ酸カルシウム板で、縦1メートル、横90センチ、厚さ12ミリ。重さは約10キロあり、床面から約10センチ空けた位置から、高さ約1・1メートルに設置されていた。

同支社によると、経年劣化しており、列車通過時の風圧が原因とみられる。新幹線の運行に影響はなかった。ホームのカメラの映像によると、25日午後6時15分ごろ脱落。同7時過ぎ、乗客が気付き係員に報告した。

昨年2月に目視や触診で点検した際に異常はなかった。今後、九州新幹線の各駅で点検する。

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