小林製薬の工場で、床に落ちた材料を使っていたことが分かりました。

 小林製薬によりますと、大阪工場で去年4月、紅麹原料を作る際、床に原料およそ33キロが落ちました。

 床などに触れていないおよそ11キロをすくい取り検査したうえで後日、120キロ分に加工しました。

 取引先6社に納品しました。

 その後、この対応は不適切だとして、119キロを回収しましたが、残り1キロは使用されました。

 健康被害との関係について「コレステヘルプなどに使用しているものとは異なる紅麹原料ですので、関係はないと認識しております」としています。

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