安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告(43)について、裁判官と検察側、弁護側が争点などを絞り込む第3回公判前整理手続きが26日、奈良地裁で開かれ、前回に続き山上被告が出席した。手続きは非公開で実施された。
山上被告は昨年10月の第1回の手続きには「騒ぎになることを避けたかった」などとして欠席したが、今年1月の第2回手続きには初めて出席していた。関係者によると、公判は裁判員裁判で審理され、刑事責任能力の程度などが争点となる見通し。
起訴状などによると、被告は令和4年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、演説中の安倍氏を手製のパイプ銃で銃撃し、殺害したなどとしている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。