防衛省=東京都新宿区(関勝行撮影)

陸上自衛隊旭川駐屯地(北海道旭川市)が発注した弁当の代金を水増し請求し、現金約94万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた同駐屯地2等陸尉、目時芳幸被告(55)と日用品・食品販売「加藤商事」の取締役だった宮崎二維被告(76)は26日、旭川地裁(小笠原義泰裁判長)の初公判でいずれも起訴内容を認めた。

起訴状などによると、共謀して昨年1~2月、目時被告が実際には納入させない弁当1250個を架空で追加発注し、宮崎被告が追加分も含めた代金を同駐屯地に支払わせ、差額をだまし取ったとしている。

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