横浜税関

覚醒剤15・9キロ(末端価格約9億5700万円)をシリアル食品の袋の中に隠して貨物船で英国から密輸したとして、警視庁と岡山県警などの合同捜査本部は25日までに覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、東京都世田谷区尾山台、ナイジェリア国籍の飲食店従業員、オゾ・チブゾール・クリス容疑者(41)を逮捕した。認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は英国から覚醒剤を隠した段ボール箱3個を岡山県の男性宛てに発送し、2021年9月3日に横浜市の南本牧ふ頭の岸壁に着いた貨物船から陸揚げさせて営利目的で輸入したとしている。

合同捜査本部によると、横浜税関の職員が覚醒剤を見つけた。男性は20年10月ごろから英国人を名乗る女性と交流サイト(SNS)で連絡を取り、荷物の受け取りを依頼されたと説明している。

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