能登半島を襲った豪雨で犠牲となった中学生・喜三翼音さんの葬儀が石川県輪島市で営まれました。

 輪島市の中学3年生の喜三翼音さん(14)は、先月21日に発生した能登半島豪雨で連絡が取れなくなり、その後、福井沖で遺体で見つかりました。

 12日に葬儀が営まれ、多くの同級生や近所の住民らが参列して早すぎる死を悼みました。

 遺族は生前の元気な姿を忘れてほしくないと、式場で翼音さんの映った動画を流していました。

祖父 喜三誠志さん
「翼音のことは家族皆一人ひとり胸の中に生きていくと思いますので、これは毎日忘れることはないと思います」

 祖父の誠志さんは「翼音の死を無駄にしないためにも、災害時はとにかく逃げてほしい」と話しました。

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