来年以降に引退する予定の新幹線点検専用車両「ドクターイエロー」の体験乗車が行われました。抽選倍率は約177倍だったということです。
乗客
「楽しいです」
「何かの記憶に残ってもらえればと思って申し込んだら、たまたま当たっちゃったんで、すごい楽しみにしている」
12日に行われた「ドクターイエロー」の体験乗車には、1席4万円を超える価格にもかかわらず、用意された50席に対して約8800件の応募があり、抽選倍率は177倍ほどだったということです。
「新幹線のお医者さん」とも呼ばれる「ドクターイエロー」は、2001年から東海道・山陽新幹線が走行する区間で線路のゆがみなどを点検してきましたが、JR東海は老朽化を理由に来年1月での運行終了を決めています。
引退後は乗客を乗せている新幹線に点検機能を搭載して検査するということです。
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