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■北海道旭川で初霜を観測 北は氷点下の冷え込み

きょう10日(木)も、朝は各地で冷え込みが強まりました。上空に寒気が流れ込んだことや、地上の熱が奪われる放射冷却などの影響です。北海道では15地点で最低気温が0℃未満の「冬日」になったほか、全国に914ある観測地点のうち、半分以上にあたる504地点で今シーズン一番の冷え込みになりました(10日午前6時現在)。

10日(木)午前7時までの最低気温

この冷え込みで、北海道の旭川ではこの秋全国で最も早く「初霜」が観測されています。あす11日(金)朝も、北海道では霜の降りるような寒さとなるため、農作物の管理などお気をつけください。

■「きょう何着る?」 秋は寒暖差の季節 東京都心も20℃超

一方、日中は日差しのもと気温が高くなり、朝と日中の気温差が大きくなるのが秋の特徴です。東海から西では25℃以上の夏日が続出する予想で、9月並みの気温の所が多くなります。ひなたでは汗ばむような陽気となるでしょう。

10日(木)予想最高気温

この数日、日中20℃に届かなかった関東でも、きょう10日(木)は暖かさが戻ります。東京都心や宇都宮では21℃予想で、これで平年並みか少し低いくらいです。日ごとの気温差も大きく、何を着るか迷う方も多いかもしれません。調節できるよう、半袖+カーディガンなどの重ね着がおすすめですが、気温と服装の関係には以下の目安があります。

【気温と服装の目安】
・25℃以上…半袖
・20℃以上…長袖シャツ
・15℃以上…カーディガン
・15℃未満…トレンチコート、冬物コートなど

空気の乾燥も進む時期ですから、風邪など引かないよう上手に服装選びをしたいですね。

■3連休は「秋晴れ」も…「夏日」「真夏日」控えています

来週月曜日は「スポーツの日」で祝日です。実は2024年の3連休は、今回の3連休を含めてあと2回です(年末の仕事納め後を除く)。

そんな貴重な3連休ですが、今回は絶好の行楽日和となりそうです。週末にかけて、大陸から大きな移動性高気圧が日本へ進んでくる予想で、広い範囲で秋晴れをもたらしてくれそうです。各地で山沿いから紅葉も始まっているようですから、秋晴れのもとで紅葉狩りを楽しめそうです。

週間天気予報と予想最高気温

こうした「秋晴れ」や「朝の冷え込み」、「初霜」などをニュースや天気予報で見聞きすると、季節が順調に進んでいるように思えます。しかし、2024年の夏はなかなかしぶといです。来週後半にかけて、いわゆる「夏の高気圧」である太平洋高気圧が日本付近まで勢力を拡大してくる見通しで、東京では、あす11日(金)以降、連日25℃以上の「夏日」予想。鹿児島では、30℃以上の「真夏日」予想がまだあります。衣替えの時期でもありますが、まだ半袖の服は複数枚、手元に残しておくのがよさそうです。

・全国的に今季最低 北海道は氷点下 東京は日中も11月並み 3連休の最新天気予報は?・100年以上“猛暑日知らずの街”今年も「エアコンは使っていない」移住の相談は約2倍 さらに、夏でもサウナが味わえる“涼しい街”も・「川に白い水が流れている」で発覚 38年間トイレなどの汚水垂れ流し・“花柄ミニスカ”女性 コンセントに謎の“テープ貼り”…伊豆で被害多発・保存容器のタッパーが破産申請

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