第19回やる気・元気旗頭フェスタinなは(主催・那覇市教育委員会、実施団体・市青少年健全育成市民会議)が6日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇であった。市内の33小中学校から児童生徒700人以上が参加。真夏日の日差しが照りつける中、「サーサーサー」と威勢良く青空に旗頭を突き上げた。

 子どもたちが旗頭で友情を深め、成長することを目的に開催。各校それぞれの特徴ある数十キロの旗頭を、持ち手を替えながらかけ声に合わせて高々と掲げた。

 小禄中3年の金城瑛士(えいと)さん(15)は、初参加でキャプテンを務めた。「地域の人たちが練習に協力してくれた。自分も教えられるぐらい旗頭を持てるようになりたい」と話した。石嶺中3年の伊集芽生さん(14)は昨年に続く参加で「伝統行事は大切。これからも関わりたい」と笑顔で話した。

 6日の沖縄地方は久しぶりに晴れ間が広がった。沖縄気象台によると名護市で32・2度、那覇市で31・8度の最高気温を記録するなど各地で真夏日となった。7日も高気圧に覆われておおむね晴れる。(社会部・勝浦大輔)

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