能登半島地震の影響で壊れた仏像の修復作業が石川県能登町で行われました。

 修復作業が行われたのは能登町の願成寺です。

 新潟県で工房を開いている松岡誠一さんがボランティアで訪れ、津波で海水に浸かったり地震で壊れたりした仏像4点を修復しました。

仏像を修復した 松岡誠一さん
「江戸初期か半ばくらいのものじゃないか。一瞬でザバーンと掛かって一瞬で水が引いてくれたのが幸いしたという感じ」

 松岡さんは海水に浸かって壊れてしまった阿弥陀像などを腐食がないかなど点検しました。

 その後、表面についた砂をはけで取り、壊れた部分を接着材などでつなぎ合わせていきました。

 松岡さんは今後、4カ所の寺を回って修復作業を行う予定です。

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