元日の大地震から1日で9カ月となる石川県の能登地方では10日前の豪雨で再び甚大な被害に見舞われました。いまだ4人の安否や行方が分かっていません。捜索現場から報告です。
(林輝彦アナウンサー報告)
輪島市塚田町です。10日前の豪雨で氾濫した塚田川の中流付近にいます。
1日も午前6時ごろから警察などが380人態勢で行方が分かっていない人の捜索を行っています。
石川県などによりますと、先月21日に能登半島を襲った豪雨ではこれまでに11人が死亡し、4人の安否や行方が分かっていません。
また、30日、福井県沖では女性の遺体が見つかりました。
行方が分からない人の可能性もあるとみて海上保安庁では身元の確認を進めています。
29日は竹藪で行方が分からなくなっている女子中学生・喜三翼音さんの制服が見つかりました。
父・鷹也さんが翼音さんのものだと確認したということです。
豪雨から10日、懸命な捜索が続いています。
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