地震と豪雨の二重の災害で被災者の生活再建が難しくなっています。輪島市の仮設住宅から報告です。

 (城所海司アナウンサー報告)
 地震によって住宅を失った被災者のために作られた仮設住宅ですが、先月21日の豪雨の影響で、ここ輪島市の団地では142棟すべての住宅で床上浸水の被害を受け、復旧工事のため先月30日から一時退去が始まりました。

 1日朝の時点でほとんどの住民が退去を済ませています。

 1月1日の能登半島地震、そして先月21日の豪雨災害、2度住む家を失った被災者からは悲痛な声が聞かれました。

仮設住宅の住民
「ここ(仮説住宅)ようやく、ああ当たった。ちょっと落ち着いたと安心していたら水害でしょ。本当にまいりました」

 再び仮設住宅に住むことができるようになるまで、2カ月から3カ月ほどかかる見通しで、地震から復興半ばでの豪雨災害に不安は募るばかりです。

▶【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示

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