警視庁

 高級腕時計を中国で転売して利益が出ると偽の投資話を持ちかけ、だまし取ったとして、警視庁捜査2課は25日、東京都港区の会社役員、出口貴浩(40)、台東区の職業不詳、石谷優樹(30)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。

 再逮捕容疑は、2019年8月~20年12月上旬、熊本県や都内在住の男性2人に「腕時計の転売を委託すれば、購入代金全額と売却利益の半額を支払う」などとうそをつき、ロレックス計7本(販売価格計約2100万円)をだまし取ったとしている。警視庁は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 警視庁によると、両容疑者は「中国の富裕層向けに高値で売却する」と勧誘し、腕時計を購入させていた。それぞれにローンの頭金として数十万円を支払い、信じ込ませていたという。実際には腕時計を預かってから数日中に、都内や大阪府などの買い取り店で購入代金より安い値段で転売していたとされる。

 両容疑者は18年10月から約4年半で、40都道府県の約600人から少なくとも計約3000本の腕時計をだまし取ったとされ、被害総額は約75億円に上るとみられる。【遠藤龍】

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