中古のスマートフォンの輸出事業に投資すれば利益が出ると持ち掛け、会社役員の男性から8000万円をだまし取ったとして、格闘技団体「ブレイキングダウン」の元代表の男ら3人が逮捕されました。

 「ブレイキングダウン」の元代表・板垣雄吾容疑者(44)ら3人はおととし、40代の会社役員の男性から現金8000万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、「国内で大量に仕入れた中古のスマートフォンを海外に高値で売却する。2カ月後には出資額の7、8%を上乗せして返済できる」と持ち掛けていました。

 実際にスマートフォンの仕入れなどはしておらず、事業の実態はなかったということです。

 3人は別の会社役員2人からも同じ手口でおよそ5億5000万円をだまし取ったとして、すでに逮捕されています。

 板垣容疑者らは複数の出資者から合わせて80億円ほどを集めていたとみられ、警視庁が関連を調べています。

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