石川県の能登半島を襲った豪雨ではこれまで9人の死者が確認されています。新たに遺体が見つかった現場から報告です。
(西平大毅記者報告)
捜索が続く現場では25日午前、新たに、巻き込まれたとみられる住民が発見されました。
輪島市久手川地区では3人が行方不明となっていました。
今なお、多くの土砂や流木が散乱していて、自衛隊や消防隊による懸命な救助活動が続けられていました。
25日朝9時過ぎに、巻き込まれた住民とみられる女性の遺体が見つかりました。
地表から2メートルほど掘った先にうつぶせの形だったということです。
その後、慎重に身元確認へと運び出されました。
石川県などによりますと24日、珠洲市大谷で新たに79歳の女性の遺体が見つかり、豪雨による死者は9人となりました。
今も安否や行方が分からない住民は合わせて6人いて、警察などが範囲を広げ捜索に当たっています。
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