石川県珠洲市の泉谷満寿裕市長

石川県珠洲市の泉谷満寿裕市長は23日、能登半島地震以降続く断水の解消時期について「一部エリアで時間がかかっている」と述べ、6月以降になるとの見通しを示した。県などは5月末までの解消を目指しているが、浄水場に通じる道路が土砂崩れで通行できず、取水施設までたどり着けないなど「復旧作業が困難なため」と説明している。

市によると、解消のめどが立たないのは市北部の沿岸部に位置する集落。地震や津波で多くの家屋が倒壊した蛸島地区や鵜飼地区も、復旧には建物の解体が必要となるため、解消の時期は未定という。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。