エアコンの室外機が盗まれた旧内原中央公民館中妻分館=水戸市提供

 金属製備品の盗難被害が相次いでいる水戸市で、新たに旧公民館の敷地にあったエアコンの室外機が盗まれた。同じ室外機から4月上旬、銅線などが盗まれたばかりで、わずか10日ほどの間に二度の被害にあった。

 盗まれたのは、旧内原中央公民館中妻分館(大足町)の西側にあった室外機。市財産活用課によると、近くの寺の関係者が室外機が壊されていることに気づき、11日に市に連絡した。市の職員が確認したところ、カバーや内部の銅線などがなくなっていた。6~7日の間に盗まれたとみられるという。16日には同じ関係者が室外機ごと無くなっているのに気づき、市に通報。市はいずれも水戸署に被害届を提出し、周辺地区へのパトロールの強化などを要望した。

 同課によると、同分館は2019年3月に閉館し、24年度中に解体する予定。【鈴木敬子】

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