気象庁は石川県に大雨特別警報を発表しました。これまでに経験したことのないような大雨となっています。命を守る最大級の警戒をして下さい。
秋雨前線が活発になっている影響で過去に例のない大雨となっています。
石川県能登では21日午前9時すぎに線状降水帯が発生し、記録的短時間大雨情報が県内各地に相次いで5回発表されました。
午後1時までの24時間に降った雨の量は石川県の輪島で334.0ミリ、珠洲で245.0ミリと、9月1カ月分の雨量を大幅に上回り観測史上一番を記録しています。
県によりますと、これまでに輪島市で1人の行方が分からなくなっているほか、珠洲市では上戸町と大谷町の2つの地区が孤立しているということです。
珠洲市や能登町では全域に、このほか輪島市などに避難指示が出されています。
また能登町・上町川の笹川橋付近、珠洲市・若山川の宇都山付近などに氾濫発生情報が出されています。
この後も能登半島周辺では断続的に激しい雨となり、22日は台風14号から変わる低気圧が近付き、再び猛烈な雨となる恐れがあります。
22日正午までに石川県で200ミリの大雨が予想されています。
災害発生に厳重に警戒し、身の安全を図るようにして下さい。
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