不正商品対策協議会と埼玉県警は14日、越谷市の「イオンレイクタウン」で海賊版商品を購入しないように呼びかける啓発キャンペーンをした。越谷市出身で自身の化粧品ブランドをプロデュースするタレントの益若つばささんが不正商品の撲滅を呼びかけた。
益若さんは冒頭「南越谷の『日サロ』(日焼けサロン)でバイトしながら、撮影に通っていたんですよ」と切り出し、20歳ごろまで暮らした越谷の思い出を語った。海賊版商品については「いろんなものが作られていく過程ってお金がかかるじゃないですか。そんな安い値段で手に入るわけないって、疑ってほしい」と呼びかけた。
会場ではエルメスなどの高級ブランドが提供したバッグや小物類が、偽物と並べて展示された。来場客らは違いを確かめようと、ショーケースをのぞき込んでいた。
県警生活経済課によると、県警は7月末現在で、商標法や著作権法違反などの「知的財産権侵害事犯」を13件検挙している。偽ブランド品をインターネット上で販売していたケースが多いという。【田原拓郎】
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