沖縄県内で特殊詐欺の被害が相次いでいる。県警組織犯罪対策課は10日、特殊詐欺が4日から9日までに5件発生したと発表した。被害総額は計375万円。

 内訳は還付金詐欺が2件、預貯金詐欺が1件、架空料金請求詐欺が1件、おれおれ詐欺が1件。被害者は県内在住の30~80代の男女5人。

 大宜味村では、80代の女性が役場職員と金融機関職員を名乗る男から、電話で「保険料の払い戻しがあり、手続きのためにキャッシュカードを回収する必要がある」などと言われ、カードを奪われた。同村では同じ日に、同様の手口でキャッシュカードを奪われそうになる詐欺未遂が2件あったという。

 県警は「1人で判断せず、家族や友人、警察に相談して」と注意を呼びかけている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。