石川県七尾市など3市町は13日、元日の能登半島地震後に死亡した計16人を災害関連死として認定したと発表した。関連死と認められたのは、新潟市の2人を含め計149人となり、建物倒壊などによる直接死227人と合わせて死者は計376人になった。
今回、災害関連死と認定されたのは七尾市で7人、能登町8人、穴水町1人。年代などが明らかにされたのは13人だった。
このうち、七尾市の50代男性は、道路が寸断するなどして交通事情が悪い被災地の勤務で心身に負荷がかかり、急性心筋梗塞(こうそく)で亡くなっていた。男性の職業などは公表されていない。
関連死の遺族には、弔慰金が最大500万円支給される。【竹中拓実】
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