沖縄県警は13日、バイクが道路の一番左側の第1通行帯だけを走らなければならない交通規制を同日全面解除したと発表した。規制は40年以上続いており、全国で沖縄だけに残されていた交通ルールだった。

 県警交通規制課によると、規制は1983年、バイクの車線変更時の事故が多発したことなどを理由に始まった。他府県でも同様の規制があったが徐々に解除され、沖縄のみに。近年、県内のバイク販売店から改善を求める声が上がっていた。

 県警は2020~24年、約7800万円の予算をかけ、全面解除に向けた調査や道路標識の撤去、道路上の標示の削除を進めていた。

 規制解除は50ccを超えるバイクが対象で、原付バイクは対象外。バスレーン規制の区間・時間帯のバイクはこれまで同様、第1通行帯を走らなければならない。

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