各地に大雨をもたらした台風10号。客足が戻った広島市内のスーパーでは、野菜の陳列棚に“異変”が。
本来であれば水菜やほうれん草などの葉物野菜が並んでいるそうですが、並べられていません。
スーパーたかもり 伊木英人副社長
「ネギもこんな形が悪いものでも通常の倍の値段になっている状況」
猛暑で収穫量が減っていた状況のなかで発生した畑の浸水被害。葉物野菜やミニトマトなどの果菜類が品薄状態となっています。
ピーマンを買いに来たという女性客は…。
女性客
「探してもなかったので…」
スーパーたかもり 伊木英人副社長
「通常の3倍ぐらいの値段になっているそうなんで、ピーマンはうちでは仕入れてないです」
台風が横断した九州ではどのような状況なのか。
ピーマンは…。
かいぶつくん薬院店 篠原加代子店長
「今、採れてないのもあるので高いです。いつもだったらこのパックだと半分くらいの78〜88円で売っている」
値段は2倍。
ミニトマトは…。
かいぶつくん薬院店 篠原加代子店長
「これはですね、こんなふうに傷があるんですよね。傷んでいるわけではないんですけど、高温障害と台風ではじけてしまったようなミニトマトです」
九州産野菜の品薄状態は2週間ほど続くとみられています。
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