運休となり、博多港に停泊中のクイーンビートル=福岡市博多区で2024年8月13日午後2時52分、長岡健太郎撮影

 JR九州高速船(福岡市)が、博多港(福岡市)と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」の浸水を隠して3カ月以上運航を続けていた問題で、親会社のJR九州は3日、外部有識者による第三者委員会を設置したと発表した。

 委員は、企業の危機管理や海事法務などに詳しい弁護士ら3人。6日に第1回会合を開催し、事実関係の解明や安全確保体制の再構築に向けた調査を進める。

 高速船の運航再開時期は未定で、JR九州高速船は全ての予約分の払い戻しなどの手続きを進めている。【下原知広】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。