東京都が都内に住む18歳以下の子どもに月額5000円を給付する「018サポート」で、1694人に合わせて1億2000万円余りが誤って支給されていたことが分かりました。
今年から始まった東京都の「018サポート」は2023年度分について、18歳以下の子ども1人あたり、1月以降に1年分の6万円を支給していますが、今年度については3回に分けて2万円ずつを支給しています。
都によりますと、先月27日に「想像していたよりも振込額が多い」と受給者からコールセンターに電話がありました。
都が調査すると、2023年度に受給した人は、今年度分について再申請の必要がありませんが、再申請した人ら1694人に1億2141万円を誤って支給してしまったということです。
都は、重複申請を避けるためにシステムを構築していましたが、フリガナが「ある」場合と「ない」場合で別人だと判断してしまいました。
都は今年度から、マイナンバーカードでの申請を受け付けていて、マイナンバーカードにフリガナ情報がないことが影響したとして、システムを改修しています。
都は2日までに電話がつながった319人のうち、289人が返還を了承していて、他の人に対しても返還を求めていくということです。
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