東京・霞が関の文部科学省近くにある石碑など6カ所に「FREE GAZA」などと落書きをしたとして、警視庁麴町署は22日までに、器物損壊の疑いで、関風人容疑者(38)を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同省前の掲示板に同様の落書きをしたとして3月30日に現行犯逮捕していた。
霞が関周辺の壁や路上などに同様の被害が20件前後確認されており、署が関連を調べていた。
再逮捕容疑は3月30日夜、文科省前の石碑や特許庁前の守衛所の壁、東京メトロ銀座線虎ノ門駅出入り口の壁など計6カ所に黒のスプレーで落書きをしたとしている。
捜査関係者によると、おおむね容疑を認めており、当時、酒を飲んでいた。現行犯逮捕された後に「自分の税金がガザの虐殺に使われているのが嫌で世に伝えようと思った」と供述していた。
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