2025年用の年賀はがき。一般的な無地のはがきには、えとの「巳」や逆さ富士が描かれている=東京都千代田区で2024年8月30日午前11時47分、藤渕志保撮影
写真一覧

 日本郵便は30日、2025年用のお年玉付き年賀はがきの当初発行枚数は、前年比25・7%減の約10億7000万枚と発表した。SNS(ネット交流サービス)の広がりなどを背景に14年連続で減少し、記録が残る04年以降で最少となる。

 今年10月1日に予定する郵便料金の改定を踏まえ、通常の年賀はがき(無地)は1枚63円から85円に、寄付金付き絵入り年賀はがきは1枚68円から90円に値上がりする。

 販売は11月1日から来年1月10日まで。来年のえと「巳(み)」にちなんだ蛇をあしらったもののほか、恒例となったディズニーのデザインなどがある。

 また、4月に開幕する2025年大阪・関西万博にちなんだ限定デザインの寄付金付き絵入り年賀はがきも販売する。公式キャラクターの「ミャクミャク」が描かれており、全国の郵便局や郵便局のネットショップで購入できる。【藤渕志保】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。