囲碁の最年長対局記録保持者の97歳の杉内寿子八段が29日、東京・千代田区で対局に臨み、自身の記録を「98日」更新しましたが、対局には破れて最年長勝利の新記録達成はなりませんでした。
97歳の杉内八段は午後2時半から千代田区の日本棋院で14歳の張心治初段との対局に臨みました。
昭和2年の1927年3月6日生まれの杉内八段は、この対局で自身が持つ最年長対局記録を98日更新し、97歳5カ月23日としました。
さらに、この対局に勝利すれば、2017年に亡くなった夫の杉内雅男九段が持つ最年長勝利記録の96歳10カ月4日を「7カ月19日」更新する新記録の達成でしたが、対局に敗れて新記録の達成はお預けとなりました。
提供:日本棋院
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