黄色の花が開花した2本のアオノリュウゼツラン=和歌山県白浜町の京都大白浜水族館で2024年7月25日午前11時19分、大澤孝二撮影

 和歌山県白浜町の京都大白浜水族館の敷地で、数十年に一度だけ花を咲かせる「アオノリュウゼツラン」の黄色い花が開花し、来館者の目を楽しませている。

 リュウゼツラン科の多肉植物でメキシコ原産。同水族館によると、二つの株から5月中旬ごろに花茎が伸び始め、2カ月間でそれぞれ5メートルを超える高さに成長。7月17日ごろに花が咲き始めたという。見ごろは同月末ごろまでとみられ、同水族館の飼育展示担当、加藤哲哉さんは「めったに咲かない花なので、ぜひ見に来てほしい」と話している。

 見学に訪れた会社員の30代男性は「鮮やかな黄色の花を直接見ることができて感動しました」と語った。【大澤孝二】

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