熊本市動植物園(同市東区)は19日、休止していた園内のモノレールの運行を26日に再開すると発表した。2023年10月に6人が軽傷を負う事故が発生して運行を取りやめていた。運行再開は再発防止策が完了したためとしている。
事故では、モーターの不具合によりモノレール1台が停止。アラームが出て後続のモノレールも停止したが、運行担当者が現場を確認せず運行を再開する操作を繰り返し、4台が次々と追突する事態となった。
再発防止策として、停止したモノレール1台のモーターを交換。運行制御装置に緊急停止や運転を再開した際の追突防止機能を追加した。非常時マニュアルも改訂。担当者の訓練、再教育も実施したという。【中村敦茂】
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