東北地方を中心とした記録的な大雨について、林芳正官房長官は25日午後の記者会見で、午後2時時点の被害状況について「秋田県内で安否不明1人、軽傷者1人、住宅被害31戸との報告を受けた」と説明した。政府は官邸危機管理センターに連絡室を設置し、関係省庁による災害警戒会議を開催するなどして対応に当たっている。
気象庁は午後1時すぎに山形県の酒田市と遊佐町に大雨特別警報を発令。林氏は「今後も断続的に雨が降り、他の市町村にも特別警報が発表される可能性がある。避難情報や最新の気象情報に留意し、特別警報の発表を待つことなく、身の安全を確保する行動をとってほしい」と呼びかけた。【鈴木悟】
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