厚生労働省は今年度の最低賃金を50円引き上げ、全国平均で時給1054円とする目安を取りまとめました。
24日、労働者側と企業側の代表らによる協議で、今年度の最低賃金を全国平均で時給1054円とする目安が取りまとめられました。
引き上げ幅は、4年連続で過去最大を更新する「50円」となりました。
審議では、企業側が中小企業のコスト増を懸念する一方、労働者側は物価高騰を背景に大幅な引き上げを求めていました。
労働者側は「大きな一歩」と評価しつつも、来年は全都道府県で1000円を超えたいとしています。
今後、各都道府県で改定額を決定し10月をめどに適用されます。
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