兵庫県知事のパワハラ疑惑などを調べる百条委員会が19日午後、開かれます。死亡した元幹部職員が残した音声データなどを資料として認めるかを話し合います。
(水野里香記者報告)
百条委員会がまもなく始まるのを前に、兵庫県庁の前には、斎藤知事の辞任を求める県民ら約60人が集まり、これから抗議活動を行う予定です。今もまさに人が続々と集まっています。
午後1時半に始まる百条委員会では、当初、今月7日に死亡した元幹部職員が証言する予定でした。
元幹部職員は斎藤知事のパワハラや「おねだり体質」などの疑惑を告発し、11ページに及ぶ陳述書と1分弱の音声データを残したとされます。
音声データには、斎藤知事が兵庫県上郡町を訪れた際、「また折を見てよろしくお願いします」などと、特産品のワインを要求するような発言があり、斎藤知事は受領を認めているということです。こうしたデータを資料として採用すれば、中身が公開される予定です。
斎藤知事はこれまで繰り返し辞職を否定してきましたが、「直接的な証拠」が明らかになった場合、どう対応するのかが注目されます。
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