■高温多湿の空気が充満 土日は広範囲でゲリラ雷雨
あす(土)から夏休みスタートという学校が多いですが、最初の土日は広範囲で大気の状態が不安定になります。
図は、きょう(金)〜21日(日)までの雷が発生する確率を表したものですが、西日本と東日本の広範囲で50%以上となっています。
特に、山の天気は変わりやすいです。その場で雨が降っていなくても、上流で降った激しい雨により川が急激に増水するような危険性もあります。
あす(土)の関東は平野部でも75%以上と非常に高く、都心でも激しい雷雨の恐れがあります。アンダーパスの冠水や雷雨による交通の乱れなどに注意が必要です。
■高温の早期天候情報 真夏の時期に10年に一度の高温恐れ
22日(月)は二十四節気の「大暑」。一年で最も暑い「真夏」の時期に突入します。そのタイミングに合わせて、きのう(木)気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されました。
最も暑い時期に「10年に一度の高温」か これは「その時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が高まっているとき」に発表される情報です。今回、真夏の一番暑い時期に出されたことがポイントで、それだけ危険な暑さとなる恐れがあります。
梅雨明け直後は熱中症の救急搬送者数が急増するタイミングでもあります。改めて熱中症対策を万全に行うようにしてください。
■四国地方が梅雨明け 平年より2日遅く
きょう(金)午前11時、気象庁は四国地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より2日遅く、去年より3日遅い梅雨明けです。
松山や高松で35℃の猛暑日が予想されるなど四国地方は梅雨明け早々厳しい暑さで、すべての県に熱中症警戒アラートが発表されています。こまめな水分補給を心がけるようにしてください。
来週にかけては、九州北部や中国、近畿でも続々と梅雨明けが発表されそうです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。