マンションで同居していた弟の遺体を放置したとして、神奈川県警磯子署は17日、横浜市磯子区森1、パート従業員の松本絵奈容疑者(51)を死体遺棄の疑いで現行犯逮捕した。松本容疑者は容疑を認め「弟は4月初旬くらいに亡くなった」と説明。遺体は腐敗していて死後数カ月経過しているとみられるという。県警は死因を調べている。
松本容疑者は弟の無職、雄一郎さん(47)と2人暮らし。逮捕容疑は、17日、自宅内に雄一郎さんの遺体を放置して遺棄したとしている。
磯子署によると、6月23日と今月2日に、同じマンションの住民から「異臭がする」と通報があり、署員らが松本容疑者の自宅から異臭がしていることを確認したという。
付近の防犯カメラの分析から雄一郎さんの外出する姿が1カ月ほど確認できないことから、17日に松本容疑者の自宅を捜索。寝室で床に引いた布団の上に横たわっている雄一郎さんの遺体を発見した。【宮本麻由】
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