好意を寄せるメッセージで親近感を深め投資を勧められた鳥取県在住の男性が、2億円近くをだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、今年4月上旬、鳥取県内に住む男性がメル友を募集するサイトで女をかたる人物と親しくなり、その人物から好意を寄せるメッセージが届くようになりました。
さらに「暗号資産への投資で稼いでいる。一緒に見習えたら、私の心もうれしくなるでしょう」などと暗号資産による投資を誘われた男性は、4月下旬に650万円を指定された口座に振り込んだということです。
その後も「一緒に参加することに1番意味があって、そうすれば愛を感じることができる」などと追加の投資を誘われ振り込むなどした結果、男性は6月下旬までに総額約1億9600万円をだまし取られました。
鳥取県内のSNS型ロマンス詐欺や投資詐欺の被害額としては過去最高額ということです。
男性が口座から金を引き出そうとしたところ、保証金として1億4400万円を請求され、不審に思って金融庁の相談窓口に相談し、被害に気付きました。
警察はネットで知り合うなど面識のない人の投資話は安易に信用しない、振込先の名義人が知らない個人名の場合は詐欺を疑うなど被害防止の対策を呼び掛けています。
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