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 9日は、“春の嵐”が列島に吹き荒れました。強風の影響で、停電や列車が止まるトラブルが各地で相次ぎました。

■“花散らしの雨”で桜のカーペットが…

早すぎる桜の絨毯(じゅうたん) この記事の写真

 早すぎる桜の絨毯(じゅうたん)。しかし、散りゆく桜に、美しさを感じた外国人もいます。

ベルギー人観光客
「桜の花びらが地面を埋め尽くして、いい雰囲気ですね」 フランス人観光客
「桜のカーペットですね。心安らぐ散歩ができました」 強い風を伴う“花散らしの雨”

 まさに“花散らしの雨”。強い風を伴って、9日に東海から関東を直撃しました。

静岡・沼津市、強風で木の枝が折れる…

 午前10時すぎ、静岡県の沼津駅前では、風がとにかくすごくて、木も枝が折れてしまっています。風がとにかく強く、バス降り場の看板も倒れてしまっていました。

公衆電話ボックスにぶつかる人も

 風を受けた傘に引っ張られる人がいれば、風に押されたのでしょうか、公衆電話ボックスにぶつかる人もいました。

■強風で…アクアライン一時通行止め

東京・都心、最大瞬間風速23.7mで傘も役立たず

 午前11時、東京・台場で雨は少し弱くなりましたが、風がいきなり強くなりました。

 東京は瞬間的に20メートル以上の風が吹き、傘も役には立ちませんでした。

オーストラリア人観光客
「どうかしていますね。こんなの他にありません」
「新しい傘が欲しいですね」 東海道線や京葉線なども運転見合わせ

 午前11時、強風の影響でアクアラインが通行止めになっています。

 首都圏を直撃した“春の嵐”。東京湾アクアラインも一時通行止めとなり、東海道線や京葉線なども運転を見合わせました。

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■工事現場の足場倒壊も…周辺で一時停電

■工事現場の足場倒壊も…周辺で一時停電

“夢の国”へ向かう人たちはずぶ濡れ…

 ようやくたどり着いた、土砂降りの舞浜駅。“夢の国”へ向かう人たちは、ずぶ濡れです。

電話ボックスの中にも水が浸入…

 舞浜駅では雨が強くなってきたこともあり、排水溝から水があふれ出してしまっています。電話ボックスの中にも、水が浸入してしまっている状態です。

乗り継ぎ駅で長時間足止めになった人
「疲れましたね、待ち時間が長くて。抱っこしていたので、結構足が疲れました」 川崎市・武蔵小杉駅近くで、工事現場の足場倒壊

 ライフラインにも影響が出ました。

 川崎市の武蔵小杉駅近くでは、工事現場の足場が倒壊。けが人はありませんでしたが、周辺では、一時停電も起きました。

■雨上がり夜の隅田川 “点灯”桜に花見客

ラーメン店も停電

 ラーメン店も停電になりました。

煮干しらーめん 田中にぼる
店主 田中さん

「(Q.ランチ営業は休業?)多分、これだと休業…」 書き入れ時に停電…ひとまず休業

 停電になったのは、書き入れ時の正午すぎでした。やむなく、ひとまず休業。復旧を待つ間、薄暗い中で仕込み作業を続けます。

電気つかず…スマホのライトで作業

 電気がつかないので、店主もスタッフもスマートフォンのライトで作業しています。

停電で一番困る…冷蔵庫の食材

 停電で一番困るのが、冷蔵庫の食材です。ラーメンに使う、数日分の肉が入っています。やきもきするなか、真っ暗だった店内に電気がつきました。

田中さん
「(Q.ついて良かったですね)冷蔵庫もついたので、安心です」 ライトアップされた桜に集まる花見客

 雨が上がった、夜の隅田川。やや緑の葉が目立つようになったものの、ライトアップされた桜に、花見客が集まりました。

30代
「多少散ってはいたんですが、まだ残っていたので、良かった」 30代
「最後のチャンスだと思っていたので、見頃に来られて満足」

(「グッド!モーニング」2024年4月10日放送分より)

テレ朝天気 この記事の写真を見る
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