米連邦地検が銀行詐欺容疑で大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平容疑者を訴追したと11日に発表したことを受け、大リーグ機構(MLB)は同日、「開示された情報とわれわれが収集した情報を踏まえ、さらなる調査が必要かどうかは刑事手続きの決着を待つ」との声明を出した。水原容疑者の違法賭博疑惑で、MLBは3月22日に調査を開始していた。
MLBは声明で「捜査によると、大谷選手は詐欺の被害者とみなされ、違法なブックメーカー(賭け屋)での賭けを許可した証拠はない。水原氏の野球賭博も確認されていない」と言及した。大リーグには違法賭博を行った選手らについて、コミッショナーが判断して処分を下す規定がある。
ドジャースは11日は試合がなく、12日(日本時間13日)からロサンゼルスの本拠地ドジャースタジアムでパドレスとの試合に臨む。(共同)
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