東日本から西日本にかけて高気圧に覆われた4日、全国各地で気温が上昇した。静岡市駿河区では、同地点の観測史上最高となる39・3度を記録。東京都内も今年初めて、最高気温が35度以上の猛暑日となった。
気象庁によると、4日は全国63地点で猛暑日に。和歌山県新宮市では37・6度、静岡県三島市では7月の観測史上最高となる36・9度を観測した。気象庁は、5日以降も西日本などで気温の高い状態が続くとして、熱中症への注意を呼びかけている。
静岡市駿河区のJR静岡駅南口ではこの日、日なたに出ると急いで日傘を開く人や、手をかざして日差しをしのぐ人たちの姿が目立った。東京から出張で来たという会社員の女性たちは「静岡がこんなに暑くなる街だとは知らず、驚いた」と話していた。【井川加菜美、丹野恒一】
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