Gakken(学研)は4日、紙幣や硬貨の種類や数え方など、お金の初歩を学べる子供向けのドリル「シールで学ぶ こどもの教養ドリル はじめてのおかね」(税込み935円)を発売する。実業家の渋沢栄一(1万円札)や津田塾大創始者の津田梅子(5000円札)など、3日に20年ぶりに発行された新紙幣に対応した。
ドリルは23センチ四方で全44ページ。お金の両替や、支払う際の渡し方、おつりの計算といった基礎を、お金を模したシールを使いながら楽しく学べる仕組み。三井住友フィナンシャルグループ(FG)が監修した。
キャッシュレス化が急速に進み、子供たちが実物のお金に触れる機会が少なくなる中、学研は「金銭感覚や計算力に不安を感じる保護者も少なくない」と分析。「小さい頃から金銭感覚を養い、計算力を身につけることは、生きていく上で必要不可欠な学び」とコメントしている。
同書は、大手通販サイトのアマゾンや楽天ブックス、セブンネットショッピングで購入できる。【嶋田夕子】
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