沖縄本島内11ダムの貯水率は18日午前0時時点で、前日比0・3ポイント増の61・9%となった。3月29日の過去最低値42・4%から回復しているが、この時期の平年値は74・6%で、依然として12・7ポイント下回っており渇水状態が続いている。国や県は引き続き節水対策を呼びかけている。
沖縄気象台によると、18日朝から昼前にかけて東シナ海にある前線が沖縄本島地方を通過する見込みで、昼前にかけて大気の状態が非常に不安定な状況が続くとみられる。本島北部の大雨は弱まり、一時発令された大雨警報は注意報に切り替わったが、沖縄本島地方では18日朝は多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込み。19日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、50ミリを見込んでいる。
雨雲の発達の程度によっては、再び警報級の大雨となる恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼び掛けている。
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