3日は、真夏日地点、猛暑日地点ともに今年最多となり、全国的に厳しい暑さの一日となりました。

東京・小平市にあるむさしの病院。午後7時前、一人暮らしの女性(57)が運ばれてきました。出先から自宅に戻ると、突然のめまいに襲われたそうです。クーラーの効いた部屋にいても、体のほてりがおさまらず、救急車を呼びました。

熱中症と診断された女性
「だんだん体が熱くなってきて、これはだめだと思って(Q.いつもとどこが違う)やっぱり気温」

むさしの病院・月原秀医師
「夜になって、過ごしていたら、いつの間にか頭が痛いとか、めまいがする、手足がしびれると言って、脳梗塞かなと病院に来たけど、熱中症だったというケースもある。医療機関の受診は、ためらわずにした方がいい」

日が暮れても、それほど気温が下がらず、東京都心は、今年初めての熱帯夜となる見込みです。

秋山文雄さん(77)・玲子さん(77)夫妻は、猛暑日に迫る暑さのなかでもクーラーをつけないで過ごしていたそうです。

秋山文雄さん
「まだ、全然使っていない。きょうあたり使うんじゃないかなと思うな、夜」
秋山玲子さん
「節約ではない。耐えられるから、まだ」

午後8時過ぎの室温。
秋山文雄さん
「久しぶりだよ、30度あるの。だからエアコン使おうかなと思った」

日中は、危険な暑さでした。東京では3日、41人が熱中症の疑いで搬送されました。

真夏のような厳しい暑さは、4日も続くとみられます。熱中症警戒アラートが11県に出されていて、静岡・千葉・埼玉は、今年初めてです。環境省は、危険な暑さから命を守るよう呼び掛けています。

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