2日は各地で今年一番の強い雨となりました。

■マンホールから水噴出 冠水も

 排水が追い付かないのかマンホールが不気味に動き、車は背丈ほどの水しぶきを上げています。

 長靴も意味をなさない量の雨が降る山口県下関市。1時間雨量が今年一番となる、非常に激しい雨を観測しました。

 普段の様子と比べると、街が冠水する様子が分かります。用水路があふれています。

撮影者
「台風の時でもここまではめったにならない。朝は半分ほどの水位だったが、突然ここまで上がった」

■土砂が道路に寺の裏山 崩れる

 北九州市の集落。高台から海と山を望む場所に茶色い土砂が流れ込んでいます。先へ進むと、道路を土砂が滝のように流れています。

撮影者
「家の敷地へ水が流れ込み、床下浸水になりそうだった。(雨は)短時間だが積み重ねて水が後から来る感じ」

 寺の裏山も崩れ、雨水が道路に流れ込んでいます。以前の様子を見ると本堂は無事でしたが、ここにあったトイレが流されたということです。

■土砂崩れで寸断 復旧作業続く

 1日の大雨で土砂崩れが起きた滋賀県米原市。土砂は住宅の中に容赦なく押し寄せていました。こちらも庭が池のように。台所にも泥水が流れ込んでいます。

住民
「うちの勝手場(台所)からずっと流れてきた」

避難した人
「(家は)もうむちゃくちゃや。外に飛び出してドドッてもう逃げただけ」

 1日、米原市で起きた土砂崩れ。集落を走る左右に分かれた道。土砂が流れ出し、寸断されています。

 2日午後4時現在、警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」は出されたまま。一時、40人以上が小学校に避難しました。

避難した人
「お薬を忘れてきたんです。食後に飲まないといけないのに1つも飲めていないんです。やはり、めまいの薬を飲んでるのでクラクラしてるんですよ」

■九州で猛暑日 東京で真夏日に

 九州の一部地域では危険な暑さとなりました。35℃以上の猛烈な暑さとなったのは宮崎。今年初の猛暑日です。

 一方、東京もムシムシ天気。最高気温は31.4℃です。

60代
「湿度が高くて耐えられない。ムシムシして出るのもイヤ」

 さらに…。

40代
「夜も結構、暑い」

 2日朝にかけては最低気温24.1℃。この先さらに高く熱帯夜が続く見通しです。

70代
「(Q.夜寝る時はどんな対策を?)あまり薄着をせずに汗を吸い取る下着を着て、肩なんかは絶対出さないようにして(首に)タオルを巻いてエアコンを付ける」
「(Q.タオルを首に巻く?)薄いガーゼみたいなタオルを首に巻いて首だけは冷やさないようにしている」

父親 40代
「(Q.熱帯夜とかはどんな対策をされますか?)エアコンを適度に付けてという感じ」

 “熱帯夜”ともなると子どもが心配だそうです。

子ども
「(Q.寝てる時に汗をかく?)かかない」
父親
「かいてるよいつも。ベトベトだよ」
「(Q.夜の暑さで心配なところは?)汗を夜かくので脱水症状にならないか気になる。夜、目が覚めた時にお茶を飲ませるとか心掛けている」

 エアコン以外にも様々な対策を行う人もいます。

母親 40代
「冷感ですね。頭がホカホカになっちゃうので、冷感マクラとかを使ったり」
「(Q.冷感マクラというのは?)パットですね。枕の上に冷感パットを使ってちょっとひんやりするような」
「(Q.それを枕カバーみたいな形で?)そうですね」

60代
「パンツ1枚。ただ、おなかだけはタオル」
「(Q.奥さんからは何と言われる?)ここでは言えない。この場では言えないようなコメントを言われる」

▶テレ朝天気

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