同僚の部屋に侵入して納豆などを盗んだとして、神奈川県警鶴見署は28日、横浜市鶴見区下末吉3、建設会社員、伊藤正幸容疑者(47)を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕した。被害者の男性によると、これまでA5ランクの仙台牛が冷蔵庫から消えており、不審に思い防犯カメラを部屋の中に設置して発覚した。
逮捕容疑は5月23日午後4時40分ごろから24日午前2時半ごろまでの間、同区の同僚男性(52)の自宅アパートに侵入し、納豆やレトルトカレーなど4点を盗んだとされる。「身に覚えがない」と容疑を否認している。
鶴見署によると、同僚男性は夜勤で不在にしていた5月8日に自宅の米びつの米が減り、同19日には仙台牛1キロが無くなっていることに気付いた。男性は、玄関近くにのこぎりを置き、部屋の中に防犯カメラを設置したという。帰宅後、のこぎりが端に移動されていたことから署に相談した。
この部屋は社宅として使用されており、伊藤容疑者が昨年末まで住んでいた。合鍵を使って侵入したとみて調べている。【横見知佳】
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