松村祥史国家公安委員長

 多額の売掛金(ツケ)を女性客に背負わせる悪質なホストクラブの問題を巡り、松村祥史・国家公安委員長は26日夜、ホストクラブが多くある東京都新宿区歌舞伎町を視察した。

 松村氏は午後7時半ごろから、売春の客待ちのため女性が集まる大久保公園周辺やホストクラブ街を、警視庁の新宿署長らの説明を受けながら回った。

 警察庁によると、ホストクラブは全国に約1000店舗あるという。全国の警察が1~5月に、女性客らを性風俗店で働かせるなどした疑いで摘発したホストは前年同期より11人多い24人だった。

 悪質ホストクラブを巡っては、警察庁の露木康浩長官が2023年11月に歌舞伎町を視察している。【山崎征克】

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