警視庁=東京都千代田区

病院で入院患者の病室から現金を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗と建造物侵入の疑いで、住所不定、無職、徳竹修二容疑者(52)を逮捕した。調べに対し「はっきり覚えていないが、病院で金を盗んだ記憶はうっすらある」と容疑を認めている。

逮捕容疑は令和3年6月2日、武蔵野市内の総合病院2階病室から女性患者(56)の現金1千円を盗んだとしている。

捜査3課によると、現場周辺の防犯カメラ画像などから関与が浮上し、指名手配されていた。今年に入り、都内の大学病院2カ所で発生した窃盗事件にも関与した疑いが強まり、捜査員が行方を追っていたところ、今月15日、埼玉県川口市内で確保したという。

今年に入ってから、東京、埼玉、千葉の1都2県の病院では現金などが盗まれる被害が約20件発生。調べに徳竹容疑者は関与をほのめかしており、追及する。

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