任期満了に伴う日本医師会(日医)の会長選挙が22日、東京都文京区の日本医師会館で行われ、現職の松本吉郎会長(69)が元副会長の松原謙二氏(67)を破り2選を決めた。任期は2年。
松本氏は当選後に記者会見を開き、膨らみ続ける医療費や医師の働き方改革などの課題を挙げて「さらに一段進める医療施策を打ち出して、強力に進めていきたい」と意欲を示した。会長選は松本氏334票、松原氏38票だった。
松本氏は山口県出身。新型コロナウイルス禍の対応や、24年度診療報酬改定で医療従事者の人件費に当たる「本体部分」が0・88%のプラス改定となるなど、安定的な運営が評価された。(共同)
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