鹿児島県で、今年初めてとなる線状降水帯が発生。土砂崩れが発生するなど、各地で被害が相次ぎました。

指宿市では、24時間の雨量が400ミリを超えて、観測史上1位となりました。大雨の影響で、土砂崩れが起き、住宅1軒が半壊。けが人は確認されていません。
映像を撮影した住民:「土砂が崩れて家をつぶしてます。すごい状況すぎて、もう朝から大変」

海沿いの国道。道路脇の斜面が、崩れ落ちていました。土砂は道路を超えて、海にまで流れ込みました。

土砂崩れに巻き込まれた車。車内からの救出は5時間ほどかかったそうです。
救助にあたった作業員:「中の人は無事。結構な衝撃だったと思う。気が動転して休憩している状況」

線状降水帯が発生したのは明け方のことでした。気象庁は、鹿児島県に「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

近畿・東海・関東甲信地方は、平年より2週間以上も遅い梅雨入りです。

関東では梅雨入りから、一時、大雨警報も。梅雨前線は、この先も本州付近に停滞するとみられ、来週はじめにかけて、関東は、再び、警報級の大雨となる恐れがあります。

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